能力なしがなんぼのもんじゃい!!

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ごめんなさいぃぃっ! 果てしなくごめんなさいぃぃぃ! 慌てて駆け寄るとご老人は笑っていた 「ほっほっわかいのぅ…久々に興奮したわい」 ヤバい人だなんか当たったところ撫でながら、ハァハァ言ってる 「申し訳ございませんでした、では」 「いやいや、ちと待て」 変態じぃさんに腕をつかまれた 「やめろ、離せ変態ジジィ」 突然すぎて本音がとびだした 「それが人に缶をぶつけたやつのとる態度かね、しかし…もっと言ってくれぃハァハァ」 すがりついてハァハァ言ってくるジジイは本当にキモい 「俺は忙しいんだ、変態ジジイ離れろ」 「仕事もないくせに忙しいとな?」 「なんで知って!?」 ハァハァしてた顔がいきなりキリッとなった 「ほぅほぅ36回と、お主能力なしか?」 このクソジジイまさか 「その通り、ワシの能力は【透視】じゃ」 変態クソジジイに心を読まれた27歳の春
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