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「本題に入ろうか山田君」
はげのちっさいオッサンでも真剣な顔はなかなかだ
「ワシは君を雇おうと思う!」
「で?」
「で…、新入生の担任をしてもらう」
なるほど…同情か?同情なのか?
「山田君も念願の教師じゃよ!」
顔を赤くすんのやめろよ変態
「あぁっもっと~」
突然あえぐクソジジイ
透視された…声に出しても出さなくてもいっしょだな
「何か裏があるのか?」
わかりやすくビクッとなり視線が泳いでいる
「ななななっなんのことじゃっ?」
「焦りすぎだろ」
正直言うとものすごく嫌だこんなジジイの所で働きたくない
しかし、俺には選択肢はない、働くしかないんだ
「おい、ジジイ決めたぞ
お前のところで働く」
37回目にしてようやく教師になれました
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