絶対絶命

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「許すだと? 俺達に逆らった者は、誰であれ、屍が残るのみ……」 「……。そうですか……。どうしても……。駄目ですか?」 白い鎧の騎士の言葉の後に、急に当たり一面の温度が変わった。寒い程ピリピリした空気に。 白い鎧の騎士は、兜の隙間から、鋭い眼差しで鬼を見ていた。
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