2章

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「……………総司、そこまでにしておけ それとそこの女、 異人じゃなくともアンタの格好は充分に怪しい ………総司の剣も避けた、普通の女子ではないと俺は見る」 黒髪のイケメンさんが淡々と話し始める、刀を投げた男もうんうんと頷いて話しを聞いていた 「………………総司……?」 ―――那智は軽く目を見開いた――― ――――――もしかして そんな那智の心情を知ってか知らずか、総司と呼ばれた青年は、 「うん、僕は沖田総司といいます、 ――で、あっちの方が斎藤ーくんです」 と、自己紹介してくれた ―――――――オキタソウジ―――― ……………新選組ー番組組長沖田総司………… 天才剣士と詠われた彼 この乱世の時代を………自分の誠を胸に抱き、駆け抜け、若くして亡くなった……………… ……………………私の憧れ ……………………私の初恋の人――――――― .
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