2章

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ドッキン、ドッキン バックン、バックン さっきので那智の心臓は異常なほどの速さで動いていた ………………………っぶねっ!!? これ私じゃたかったら確実に串刺しになってたよ!? 串刺しフィーバー!! ぶるっ 「………………あっはは……何してくれてんですか…」 もはや乾いた笑みしかでてこない 涙目で今のは危なかったよ!!と訴えていると、その視線に気が付いたニコニコさんが(もはやあだ名決定)突然笑いだし、 「あっはははははッ!!君みたいな目で僕達を見てくる人って初めてだよ、異人さん」 と、言ってきた 「………はい?普通じゃないですか? ……………てか、異人じゃないし、私」 「ぷくくっ 普通って………おもしろいなぁ、君~」 ―――こんなやり取りをしていると、これまで黙って事の成り行きを見ていた黒髪のイケメンさんが口を開いてきた .
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