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「……で、どうなったの?」
「……いや、ここまでにしとこうか」
「おい!最後のオチはどうなったんだよ!」
「んーそうだな……一生忘れられない夏の思い出になったよ」
「え、そんなに?話せないほどヤバイ話なの?」
「いや、ヤバイって訳じゃないが……今も皆、生きてるとだけ言っておくよ」
ふふ、今でもはっきり覚えてる。
とにかくパニックで今日が何日かもわからなくなってた……
「「ハッピーバースデイ!!!」」
パン!パァン!!
真夜中、うとうとしていると、突然のクラッカーの音で目を覚ました。
「え?え?」
「どうしたの?自分の誕生日も忘れたの?」
時計を見ると0時を過ぎて日付が変わっていた。
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