真理と俺と昴と俺と、

8/12
前へ
/25ページ
次へ
そりゃあ竹内も気づかないだろ。 そして昴はノロケだした。 顔を真っ赤にして。 アイツ、そんなに良いのか? 昴のノロケ話を聞かずに、俺は質問した。 「あの…」 「?///」 「た…竹内のどこが良いの?」 「え」 俺にはアイツの良さが分からない。 「んとねー。」 「?」 「素直なところ……かな。」 …びっくりした。 昴のこんな表情を初めて見たから。 愛おしそうな、苦しそうな、笑ってるような。 とにかく、優しいカオ。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加