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他の国々。 《アラ・ミッド》 錬金術が発祥した国。しかし化学や天文などの理学方面に特化していて、工学的なマキナ技術は天津国やテアトロに劣る。 錬金術の真の発祥地について揉めており、桃源郷とは仲悪い。 アラビアンな文化。治める不死鳥は《ルフ》。名はルフラン・アラ・ミッド。 知的マッチョなじいさん。一見、堅物だが子供に勉強を教えるのが趣味。 465歳と500年周期で転生する不死鳥の中では、現在最高齢。 《カペラ》 美術と芸術の国。五つの国の中では唯一の民主国家。 文化は近代西洋風。治める不死鳥は《フェニックス》。名はフェニキュリアス・カペラ。 世界のスーパースターを自称する、おめでたい性格の青年。 音楽やダンス、絵画までこなす万能アーティストだが、政治に関心がないため、国民に政権を譲った。 《桃源郷》 錬金術に似た練丹術が発祥した国。 中華風の文化。治める不死鳥は《鴆(ちん)》。名は鴆 桃仙(チントウセン)。 老人とも若者とも、男性とも女性ともとれる謎めいたな容姿で、常に慈悲深く微笑んでいる。 しかし、気性は激しく毒舌家。機嫌を損ねた人を、ことごとく新薬の実験台にする恐ろしい人。 錬金術は練丹術から生まれたものと言う説を掲げ、錬金術の真の発祥地について長年揉めておりアラ・ミッドとは仲悪い。 国をあげて不老不死研究を進めており、その関係でキメラや医術の進歩が著しい。 昔の事件で、大量のキメラが脱走して世界中でキメラが野生化する要因を作った。 《テアトロ》 キカイ人形の国。 文化は中世西洋風。治める不死鳥は《ベンヌ》。名はエルピス・ベンヌ・テアトロ。 フリルの豪奢なドレスに身を包み、感情がない人形のような幼女。最年少の不死鳥。 機械技術の先駆けで天津国とアラ・ミッドと共にマキナ開発に携わり、カラクリの技術がもっとも進んでいる国だった。 騎士のように自ら武装せず、カラクリ人形(パペット)を遠距離から操作して戦う《傀儡士(オプランテ)》が戦闘の主流で、軍事力は世界最強。 秘密裏に、意思を持つパペット《パンドラ》を開発していたが、 七年前にパンドラが反乱を起こして、全ての人間は国を追い出された。 その日に転生して赤ん坊だったエルピスは、パンドラに育てられて傀儡政治が行われている。 そのため他の国に警戒されている。
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