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ただ、心当たりが一つだけあった。
神社だ。
もしかしたらあの神社にN子が行っているかもしれないと直感が言っていた
自分の両親にその話をした。
そして私は父に思いっきり引っ叩かれた
父「あそこに入ったのか!?どこまで入った!何か見たか!?」
私は何も見ていないこと、だがN子は見たこと
鳥居に入って足が動かなくなったこと、先にN子が逃げてしまった事等
泣きじゃくりながらすべて父に話た。
父は誰かに電話し、N母を呼び今から神社に行くと言った。
話を聞いたN母は泣き崩れたが、気を持ち直し
父が呼んだ近所のおじさんと一緒に家を出た。
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