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変わった形だが、これは何処かで見たことがある。
確か歴史の教科書
そうだ! 勾玉だ。
記憶が正しければ、勾玉は古代の装飾物の1つ。
でも、何でそんな物が空から……
俺は不思議に思いながらも、それを手に持ったままクレーターの外に出る。
その瞬間――
またもや勾玉が大きな光を放った。
今度は至近距離であるため、目が開けられない。
光は俺を包み込む。
同時に俺の頭に何か情報らしき物が入り込んできた。
・勾玉を手にして願いを言え。されば叶う。
・勾玉所持者、又は勾玉自体に関わる願いは無効
・勾玉はこれをいれ7つ存在する。
・願いの優先順位は数字の若い物から。
・自らが願った願いはいつでも消すことが出来る。
合計5つの情報
一瞬で入り込んできたにも関わらず、完璧に記憶している。
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