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私はなんてことを言ってしまったんだろうか....
春原さんは目の前でお母様を亡くしてるのに...
「.....はぁ...俺は、羽菜さんと誕生日以降も生きたいんだ....
だから、キスも、それ以上も我慢できる。
焦ったりなんかしないよ。
俺には8/7以降の羽菜さんの人生も預かってるんだ。
だから、、いなくなる、とか、死んだらなんて思わないで?」
お酒のせいなのかは、分からないけど、春原さん....少し泣いてる?
「春原さん、、」
くるっと振り向こうとすると、さらに春原さんは腕に力を入れて、私を振り向かせない。
「ハハッ、今はだめ.....」
「春原さん.......ごめんなさい。私...私、強くなりますね...
春原さん...馨さんのことを泣かせないように、、私も...馨さんと一緒に生きたいから....」
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