204人が本棚に入れています
本棚に追加
「咲チャン、俺等の仲間にならない?」
「えっ…」
私が鬼姫に?
「健から言われててね、
゛俺は何人もの奴に命を狙われてる。
だからもし、俺がこの世からいなくなったら妹、咲を鬼姫に入れてやってくれ。
あいつは喧嘩が強い。
俺がいなくなったら咲は、喧嘩ばっかりすると思う。
咲を救ってくれ。゛
ってね‥。」
健兄………
そんなことを……
「勝手だよ、健兄…。」
「入ってくれるかな?」
答えは決まってる。
「はい!」
それから悠さんに倉庫に連れて行かれた。
鬼姫の事はよく知らない。
悠さんは兄がよく家に呼んでいたから知ってるってだけ。
倉庫の中は外見からは予想できないほどきれいで、日常生活が出来るぐらいだ。
そこで私は蓮に会った。
「幹部を紹介するね。」
「はい。」
「咲チャンの二個上の翔と猛。双子だよ?あと、一個上の拓とマッチャン。」
マッチャン?
「あっ松下だからマッチャンね!」
あーそゆことね!
「そして、咲チャンと同級の蓮。以上が鬼姫の幹部!」
金髪の翔に、黒縁メガネの猛。
銀髪の拓と前髪上げてるマッチャン。
そして、茶髪の蓮。
ん?
副総長は?
「咲チャンには副総長をやってもらいたい」
はぁぁ!?
いきなり何!?
「悠さんの下でですか?」
「うん!!」
いやいや!!
可愛く言っても無理だから!
「健もそれを望んでると思うよ?」
健兄が………
………。
「私でいいの?」
最初のコメントを投稿しよう!