第0話 序章という名のエピローグ

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だが、ひょんなことから、俺は魔界を――魔王を知ることになる。 きっかけは、俺の前に現れた一人の来訪者。 「迎えにきたぞ、ルリア・ラザフォード。大人しくこの儂……魔王に拐<かどわ>かされるがよい」 黄金の髪と紅の眼を持った、自称魔王のエマニュエルによって。 ――さぁもう終わってしまった、魔王と姫の短い物語を始めよう。
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