story2.・゚

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「ねぇ、こーた。 …好き。」 鼻にかかるような甘い声も、使い慣れないのに、様になる。 「え、ユウ…っ/」 「んんっ…ふ、ぁ…/」 目を閉じた僕に、目を見開いた君が、騙されている瞬間。 …たまらない。 「…ん、はぁ…」 唇が、舌が、離された時。 僕の潤んだ目が、君の目を捕らえる。 「…好き。」 「ヒカルが…/」 「やだ、こーた… …ひかくんより、僕を好きになって…/」 「ユウリっ/」 僕を抱きしめた君。 ほら、引っかかったみたい。 まずは1人目。 次は、誰かな? 「…クスッ」
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