3 雨音

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「み、なと…君?」 「僕意外に誰が居るのさ」 彼、湊くんはそう言って笑った いつもの湊くんなら私は彼に駆け寄っていただろう でも…今の彼は 私の知ってる湊くんじゃない気がした 「どうしたの??」 「湊くん…だよね??」 「そうだよ」 「何で居るの??」 湊くんは帰宅部 なのに 何で居るの? 「そんなの 君を待ってたに決まってるじゃん」 彼の黒色の瞳に 光は無かった .
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