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―――… 朝。俺が目を覚ますと、横には甲斐さんがいなかった。 「甲斐さん………?」 リビングに行くと、キッチンで、料理している甲斐さんがいた。 「…甲斐さん、おはよぉございます…」 「よう、起きたか。今朝メシ作ってっから、待ってろよ」 甲斐さんはそう言うと、レタスをちぎっている。 俺は手伝おうかと思ったが、きっと足手まといになるので、黙って椅子に座った。
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