ぷろっぴとの出会い

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子猫は何度も見かけたが、近所に猫をターゲットにして、虐待をする親父がいて、子猫の首根っこを持って、近所の廃墟に置いてあった、二層式洗濯機へ子猫を閉じ込め、上からコンクリートブロックでふたをしたのを、2回発見し、警察に通報した。 警察に通報したが、その場を抑えないと逮捕出来ないと言われた。 その後、子猫が大人になった姿を一度も見たことがなかった。 多分そのうちのの猫が、子猫を出産後放置し、うちの庭に置いて行った。 それが、ぷろっぴ。 見つけた時は大声で泣き叫び、へその緒もついたままだった。 毎日家に来ている猫の姿もなく、数日姿を見かけていなかったことから、あわてて拾いダンナに見せた。 「俺はもう知らない!!」 と最初は切れるものの 「サイケに育てられるか、連れてけば?」 と言われ、サイケにお願いする。 「ほかの子達と一緒におっぱいあげてあげて!!」 ちらっとぷろっぴを見るが、「ふん」って感じで横を向く。 ダンナに「多分サイケは育ててくれないよ。アタシがまたミルクで育てるよ。」 そういいながら、諦められずかなり強引にサイケに近づけた。
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