君へ。~From.R・T~

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「お前、あれはこっちの不注意だろうが!なにやってんだよ」 仲間と合流し、彼女とぶつかり罵った張本人を呼び止め言った。 「何だよ急に」 「急にじゃねーだろ。考えろよ!」 普段、こんな事を言わない俺の言動に驚いたのか、周りがなだめに入る。その場は周りの迷惑も考えて治めたが、自分の中には彼女に対して罪悪感が残るばかりだった。 席に戻って10分。彼女はまだ戻らない。 もしかしてどこかで泣いてるんじゃないかと心配になった。 そして周りの隙を見てメモを書いた。
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