灰色の空に銀色の歌を

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雑多に並べた 君との写真 変わらない君の笑顔は 少し色あせたよ 何気なく触れた唇に 君を感じた気がした 暗くよどんだ空の下 僕に何ができるのだろう? 心の奥底にあるのは 後悔なのかな? 「会いたい」と思うことさえ 許されないのだろう 変わらない君の笑顔は ただ僕を見つめてる 君がいつも歌っていた歌 口ずさんでみる 暗くよどんだ空の下 きっと何もできないだろう 心の奥底にあるのは 後悔なのかな? 歌っている君は僕には 輝いて見えたよ 君が紡ぐメロディは 空に吸い込まれていった 暗くよどんだ空の下 僕にできることは、君がいるはずの空に 歌うこと 暗くよどんだ空の下 僕はもう逃げないさ この灰色の空に 君の銀色の歌を 君にさようなら
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