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3日後、部活動申請が通った。
それまで集まることはなかったが、承認されたってことで生徒会室にまで呼ばれた。
白太「なぁ、俺の顔を鷲掴みにしながら入るのはやめにしないか?」
黒子は白太の顔を掴んで入ろうとしていた。
か細い指からこれでもかと言わんばかりの力が送られてとても痛々しい。
太郎「入ろうか…」
まなか「こんにちわんたんスープ~♪」
太郎「おまえかよっ!!」
生徒会室の人はもう慣れたという顔で対応をしてきた。
会長「こんにちは。きみたちの部活動が承認されました。それにあたって、きみたちには部室が与えられるんですが、飼育小屋横のプレハブをつかってください。」
地図を指差しながら説明をする。
黒子「でも、飼育小屋は撤去するんではなかったか?」
会長「元飼育委員の人たちから部活があるならぜひ使ってほしいって話で…まぁ使いたかったらどうぞ。」
まなか「ありがとうございます!」
まなかは全員にハイタッチをしながらぴょんぴょん飛び跳ねていた。
会長「それで部長と副部長はだれ?」
まなか「部長は佐藤くんです!」
にこにこしながら言いきった。
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