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桜が散る並木道を男2人がしゃべりながら歩いていた。
白太「なぁ、太郎よ…我が輩はどこの部活に入れば女の子と知り合えるでおじゃるか?」
結城 白太とその親友の佐藤 太郎は一緒に登校していた。
太郎「お前に彼女はできん。なぜなら貴様はバカだからだっ!」
白太「ガビーン…」
ともかく仲はよかったが2人ともバカだった。
そこに突如走り込んでくる少女が…。
?「どいてくださーい!!」
ばっこーん…と盛大に白太にぶつかった。
白太「ぼくのお腹にじゃすとみーと…」
ちょうど鳩尾にはいったのか尻を天に向けて苦しみもがいていた。
?「ごっ、ごめんなっあい!」
白太「ぼくの痛みはそんな噛んでしまったセリフでは癒せ…」
振り向いた瞬間、白太は言葉を失った。
白太「好きですっ!」
太郎「おまっ…はえーよ」
?「じゃあ、生き物部に入ってください」
白太「よしっ、わかった!今すぐ入ります」
太郎「入るのかよっ!」
突如として現れたその少女に恋をした白太は生き物部に入った。
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