ぼくは高校生になりました。

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  まだ入学式も終わってないのに入部を決意した白太を横目に太郎は焦っていた。 太郎(これ、確実に俺も入れさせられるな…) 生き物部なんて得体のしれない部活には入りたくなかった。 なにより動物が大の苦手であった。 そんな太郎の心中をまったく知らず、白太は少女に話しかけていた。 白太「おっ、お名前を教えてくださりましっ。」 ?「ゆげって言います。よろしくお願いします。漢字は弓に削るで弓削です。」 白太「名字はいいんです、名前を…」 弓削「まなかって言います。ちなみに漢字は…」 白太(うほっ、まなかちゃんって言うのか…どストライクだぜっ) そんなこんな話しているうちに学校まで着いた。 まなか「あ、少し用事があるので先に行きますね。」 太郎「お前…鼻息荒いと嫌われるぞ。」 白太「てらかわゆす、まなかたーん。」 どうしようもないやつであった。
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