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雅也君も跡を追いかけようとしたが、マナが腕を掴んで無理矢理止めた
雅也君はマナを睨みながら
マサヤ「離せ」
と言ったがマナはけして離そうとはしなかった
雅也君はため息をつくと
マサヤ「何回も言ってるだろ?『夢野の気持ちには答えられない』と・・・」
と言った
「それでもいいの!!!マナは本気で雅也君が好きなの!!!」
マサヤ「夢野・・・。ゴメン」
(やっぱ無理か・・・)
マナはそう思ったと同時に掴んでいた腕を離し、雅也君の背中を押した
マサヤ「・・・夢野・・・」
「ほら、藤山さんの跡を追いかけるんでしょ?早く行きなよ」
マサヤ「・・・あぁ!!!サンキューな!!!」
「上手くいかなかったら承知しないからね!?」
マサヤ「あぁ!!!って怖えーこと言うなよ!!!」
雅也君はそう言うと屋上から出て行った
と同時にマナはその場に泣き崩れた
本当・・・本当に大好きな人だった
マナは今日初めて本気の恋にお別れをした
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