四万十ハンドアライフ

２。鮎とか松茸をもらうこと

自然に囲まれています。
引っ越したばかりのころは、夏になれば、ご近所さんから天然鮎のお裾分けが届きました。秋になればしいたけや松茸が届きました。

ありがとう。

僕は山歩きも釣りも家庭菜園もしてなくて、何も返すものがないので、100％の笑顔と讃辞だけ返してました。

すると、そのうち何も届かなくなりました。

お祭りで椎茸の菌打ち体験をしたので、生えたらお返ししようと思っていたら、３年かかるそうです。

買った物をお返しに贈るのは簡単ですが、それもなんだか違う気がします。

田舎の人付き合いはなんやかんやと面倒です。
多分僕は礼儀知らずの変人と思われていることでしょう。

いや、事実ですが。

なんにせよ、僕は田舎にいながら田舎らしいアウトドアライフを楽しんでいません。
鮎も松茸も食べる喜びより取りにいく面倒くささが勝っているというへなちょこぶりです。

都会から田舎に憧れて移住してきた方の方がずっと田舎に馴染んで、田舎らしい暮らしをしているように思います。