出会い*

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 そして、日がたっても  たまに篠原の横を  通り過ぎていた。  最近は  目が合うようになった。  たまたま目が合うにしては  しょっちゅう目が合ってる。  (なんか悪いことしたかな…)  と思っている自分がいた。    そんな日々が続くなか  よく隣のA組のクラスに行くと  なぜだか、  『ほら行けよ!!』  などと男子が騒いでは  ある1人の男子の背中を  押していた。  背中を押されてる男子は  顔をピンク色に染めていた。  優華が  『変なことしてるねー』  などと笑っていたので  『そうだねっ』  と言い返し背中を押されてる  男子に目をやった。
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