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「あっ、君が転校生?遅れちゃってごめんね。」
爽やかな青年は爽やかに微笑み、俺に頭を下げた。
「えっ?えっ?」
ちょっ、いきなりの爽やかイケメン!!
な、何者!?
「あはは、テンパってる。ごめん、まずは挨拶が先だったね。俺はスポーツ科三年、生徒会書記の立花郁馬(たちばないくま)。よろしくな。」
三年ってことは先輩か。
俺はペコリと頭をさげた。
「俺は山田神奈です。よろしくお願いします。えーと、立花先輩。」
爽やかな笑顔を崩すことなく、俺を見る。
「郁馬でいいよ。立花先輩なんて呼ばれなれてないからむずがゆい。」
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