男子校に転校なんて・・・

8/24
前へ
/27ページ
次へ
「は、はぁ、わかりました。」 まぁ、郁馬先輩って呼ぶことにするか。 「あっ、今門開けるなー。」 郁馬先輩がポチッとボタンを押すと、ゴゴゴゴッと地を揺らしながら門が開く。 ちょっ、門を開くことすら普通にできんのか!! 「ほら、早く入って。」 呆然と立ち尽くす俺を見て、郁馬先輩はくすくすと笑いながら急かした。 「本当は副会長の申一(しんいち)が君の案内をするはずだったんだけど、あいつ今調教中だから手が離せないらしくて。」 はっ!? ちょ、調教!? えっ!? ここ、酪農科とかあったっけ? いや、なかったよな!!
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加