星ヲ読ム猫

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猫は思いました。 あの白猫は何処かへ行ってしまったけれど、絶対に忘れないと。 短かったけれども、あの楽しかった日々は忘れようがないんだと。 星を掴むような旅の途中、こんなに仲良くした猫は今までにいなかったし、こんなに楽しかった事なんてなかった。 それは硝子越しであったけども、二匹の気持ちは通じ合っていたんだと信じています。
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