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「こともあろうに『待ってる』だなんて……」
チルは頭を抱え込みました。
「ケンさんには…あ、狩人さんの名前ね、やっぱり彼女さんに悪いから会うのやめようって言われたんだけど…」
「彼女だけじゃなくて、ミチルにも悪いでしょっ!」
「うぅーん…まあ……で、でも私が会いたいわけだから、私でも良いって思ってもらえるまで、連絡待ってますって言ったの……。ケンさん、『うん、わかった。ごめんね』って…」
「はあぁぁ」
知らず、チルの口からため息が漏れていました。
「ミチル…、やっぱり『重たく』なってる…」
「えっ?!うそ!やっぱりバレてた!?実は今、体重がピークを迎えそうで……」
ミチルは六枚目の食パンを口から落としそうになりました。
「そっちもだけど…!そのケンさんとかって人に対してってこと!!」
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