†連†

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  「従兄としての情けで多目にみてやる。」 “情け”と敢えて宣言する ディフェル。 そして、そのまま、 「“聖主様”に“上訴”申し上げる。」 重々しく、 ロアの背後に立つ聖主へ向かい、 ディフェルが告げる言葉。 「我“中央組織筆頭、熾天使長”―ディフェル・A・カイン―“神族長”聖主様に“次期聖主様”の日々の安全を中央組織にて“確認”する御許可を賜りたく願い申し上げる。」 あくまでも、 ただ、 毎日の安全を確認するだけだと ロアではなく、 聖主に訴えるディフェル。 聖主は、 「安全の確認ならば善しとす。」 神族長としてディフェルの 訴えを許し、 息子、ロアに向け、 「“次期聖主”―ロア・S・セイン―、汝に“中央組織、熾天使長”の元へ日に一度、必ず赴く事を義務付ける。」 そう、 監視される為の“命”を 重く下した。  
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