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帰り道、走ってくる女の子の姿が見えた。
未来だ。
「ねえ!ちょっと!」
俺は、少し戸惑った。未来の方から声かけてくるなんて考えていなかったからだ。
「はい、何ですかお嬢様」
ヘラヘラしてる俺を、なんだかかわいそうな目で見る未来。
「亮?君だよね。さっきは、、ありがとう、、もし、よかったらだけど、、」
「友達なるのにそんな言葉はいらないから!もう、友達だし!」
少し間があいた、
「、、、、うん!」
嬉しそうに笑う未来。
胸の奥の小さなおっさんが、暴れている。
「かわいい、、」
やば。つい口に出してまった、
どうにかならないかこの状況。
「え、ちょ、いきなり、?え、?」
未来は戸惑っていた。
「ほら!ハト!ぽっぽちゃん!」
ハトがいてよかったよ。
「鳥、、嫌い。」
マイナスポイントゲット!
「でも、、亮君が好きなら好きになるように頑張る、、」
なんだこの展開 !
奇跡信じます。俺。
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