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俺と智樹は、サボっていた。
その時、裏門から遅れて入ってくる1人の女の子に気が付いた。
「智樹!あの子、見た事ある?どうでもいいけど」
俺はあまり他人に興味はない。
だが、見た目は真面目なのに、なぜこの時間なんだろう?
時は昼前だった。
「ん?亮ちん知らない?俺は知ってるよ!」
言えよ!
「お、、教えてくれ、、」
こいつだけには聞きたくない理由がある。
「教えてちょんちょこりーん!だろ?」
ほら出た。いつものおふざけ。
6割殴りたい気分を抑えて、、
頼んだ。
「教えてチンチコリーん!」
俺はこれでいいと確信した。
「チンチコリーんじゃなく、ちょんちょこりーん!それにもっと楽しそうに!」
殺す。マジ殺す。
そんな事を抑えながら、俺はさらに頼んだ。
「教えてちょんちょこりーーん」
他からみたら、ただのクズみたいにしか見えないだろう。クズだけど。
「よし、教えてしんぜよう。彼女は、未来、苗字はなんだったかな、、俺が記憶してるのは、それだけだ」
「名前だけかよ、まあいいけど、他の情報もよろしく!探っててくれ、頼むな!」
俺は気になった。
なんとなくだったけど
「ん?おやおや?んん?」
「あ、、、お願いちょんちょこりーん!」
これは必要なのだろうかと、考えながら、、俺と智樹はその場を去った。
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