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まぁ、この世界に一人ぐらいは知っておいて貰わないと…
なにかやらかす時に役立つんじゃないかな…?
理「よし。理事長。
今から俺の言うことを信じるのも信じないのも自由だ。
俺はーーーーーーー………」
俺は転生した事やアディの事を洗いざらい話した。
ま、いいふらそうなんてしたら…な?
ルド「…そういう事ですか…」
なるほど…と頷いている理事長。
ミカ「…信じたのか?」
ルド「…普通の人間が言っていたら、頭がイカれたかと思いますが、実際にセラフィム様やミカエル様を従えている所をみると…
信じないわけにはいきません。
我ら、光の貴族は光の象徴である天使様を慕っております。
お二人方が文句を言わないというのも、信じるのには十分な証です。」
……長いな、文が。
理「ラミについてはどう思う?」
ラミは俺が創り出した魔力で動く人形のようなもの。
こんなラミは良く思わない人だっているだろう。
ただでさえ、今でも亜人というだけで、差別を受けている人達がいるのに…
一緒に、神…世界に創り出された仲間なのに、差別を受けるのだ。
人の手により、創り出され、しかも自分達よりも知能や力が高いラミのような式神達を妬ましく思う人の方が多いだろう。
ルド「…式神だからといって…
魔力で動く人形だからといって…
同じ命なのです。
別に気にしません?」
逆になんでそんな事を聞くのかという顔。
ラミの表情が結構和らいだな…
理「ま、これからよろしくな。」
ルド「そうですね。
さて…セラフィム様とミカエル様…
編入はどうしてされるのですか?」
「「りぃと一緒にいたいから。」」
ルド「…なら、猫か何かに変身して理衣亜くんと居ればいいのでは?
べつに編入しても良いのですが…
クラスが別々になってしまうので…」
「「じゃあ、猫か何かに変身するー」」
あっさり、決まったな。
理「ラミも猫に変身して一緒にいるから。」
動物三匹…ファンシーだな。
ルド「えーっとまず、明日から授業があって、クラスは2ーS。
制服は特待生のね。
鞄はこれ…っと。
他にも色々いれと来ます。
で、寮が777号室。
…属性はどうします?」
と言って紙袋渡された。
理「一応、闇と光って言っといて、実際には全部設定。
魔力は抑えようが無いから…」
属性魔力は感じ取るのが難しいらしいから、設定しなくて良いか…と思った。
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