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「確かにさっきのは、私も馬鹿じゃないかと思いましたよ?
だけど、何も口に出さなくたって良いじゃないですか!せっかく白桜が必死に演じてるんですから!!嘘っぽくても、温かく身守ってあげなきゃですっ!!」
鼻息荒く青葉は話し続ける。
が、それを聞いている二人は引きっつだ顔を浮かべていた。
(…青葉…何気に俺より酷い事言ってね?)
あんまりに呆れてしまい、空いた口が塞がらない。
(あれっ?青葉って僕の見方じゃないの?すっごい攻撃されてるような気がするのは僕だけ?)
眼の奥がツンと熱くなるのを感じた白桜だが、必死に耐える。
((もうやめてくれ))
そう思い始めた二人だが、青葉の言葉は止まらない。
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