第1話

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「その前に・・・」 神様はそう言うと俺と透の腹を触った 何したんだ? 「いや、君達に特別な力を与えただけだよ」 「特別な力?」 「うん。いろいろ与えたけど、簡単に説明しようか?」 「おう、してくれ」 俺がそう言うと、神様はホワイトボードを取り出し、こちらに見せてきた 「ざっとこんなもんかな」 えっと、どれどれ ・物理的には死なない(ただし年は取るようにしてあるので不老不死ではない) ・どんな激しい運動をしても疲れない ・魔力無限 ・何でもできる(料理や銃の扱いなど) ・メガトンパンチ ・傷が付かない(例えば斬撃を喰らっても傷が開かない) ・ジャンプ力が凄い ・ほかにもいろいろと都合のいい力が備わっている ・・・マジかよ 「つまりあれか、強くてニューゲームか」 「うん、少し違う。あ、それと君は違う力を与えたからね」 「どんな力!?おせーておせーて!」 落ち着け 「えっと、君の力は『物凄い死にやすいけど無限に生き返る』って感じ」 ・・・え? 「それって酷くないか?」 「無限に生き返るの!?すっげー!」 ・・・この馬鹿
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