第1話

7/7
前へ
/20ページ
次へ
「じゃあこの扉をくぐれば、もう異世界だから」 神様がそう言った時、俺らの前に赤と青の扉が出現した 「好きな扉に入ってねー」 「だってよ、どうする?」 俺は透にそう言った すると透は笑顔で 「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」 「あ、おい!」 そう言い、赤の扉を突き破っていった 「・・・ったく、あいつは」 俺はそう言い、溜め息を吐いた 「・・・君はどうするの?」 「決まってるだろ、青だよ」 俺は神様にそう言い、青い扉を開けた 扉を開けると、ただ真っ白な背景が広がっていた 俺は恐る恐る足を踏み入れた 「っうお!?」 だが、足が何かの上に乗った感覚はなく、俺はバランスを崩してしまった 「うぉわぁぁぁぁぁ・・・」 俺は、落ちた
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加