3人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃあこの扉をくぐれば、もう異世界だから」
神様がそう言った時、俺らの前に赤と青の扉が出現した
「好きな扉に入ってねー」
「だってよ、どうする?」
俺は透にそう言った
すると透は笑顔で
「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」
「あ、おい!」
そう言い、赤の扉を突き破っていった
「・・・ったく、あいつは」
俺はそう言い、溜め息を吐いた
「・・・君はどうするの?」
「決まってるだろ、青だよ」
俺は神様にそう言い、青い扉を開けた
扉を開けると、ただ真っ白な背景が広がっていた
俺は恐る恐る足を踏み入れた
「っうお!?」
だが、足が何かの上に乗った感覚はなく、俺はバランスを崩してしまった
「うぉわぁぁぁぁぁ・・・」
俺は、落ちた
最初のコメントを投稿しよう!