第2話

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「───あだっ!」 たった今、地面に叩きつけられた いってぇ・・・ 「・・・もう異世界なのか?」 とりあえず俺は立ち上がり、辺りを見回した 確かに、さっきまで家にいたのに今は森の中にいる どうやら異世界に無事これたようだ あ、忘れてた よぅ、俺だ。秀だ 「さて、どうするか」 このまま突っ立ってるままじゃ何も始まらないしな とりあえずこの森抜けるか 俺はそう思うと、一歩前進した その時、突然地面が崩れ、俺はバランスを崩した あぁ、あれか、落とし穴だなこれ そう気づいた時には俺はもう穴に落ちていた 「落ちるのは2回目だな」 つーかもろに頭打ったぞ。いてぇ 「かかった!」 俺が頭をさすっていると、上から声が聞こえた 女の声・・・ 俺は上を見上げた 誰かがこちらを見下ろしている 「おーい、誰だか知らんが助けてくれー」 「いやだよーだ!」 「じゃあどいてろよー」 俺はそう言うと、思いっきり足に力を込め 「そいっ!」 思いっきりジャンプした すると、物凄い速度で穴から脱出し、背中から俺は地面に落ちた 3回目だぞおい
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