プロローグ

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「・・・・・・」 秀は便器の上に座って本を読んでいた 「・・・あいつ、絵下手くそ過ぎんだろ」 そう言うと、秀は立ち上がり、本を床に置いた 本には汚い字で『透の奇妙な○○』と書かれている ・・・パクり臭がすごい 「飯作るか」 そう言いながら秀はドアノブに手をかけた その時 「うおっ!?」 物凄い轟音と地面の揺れで秀は驚き、少しよろけてしまった 壁に手をつくや否や、急いでドアを開け、自室に向かった ──────────────── 「・・・なんだこれぇ」 自室を開けて秀はすぐそう言った それもそうであろう なぜなら 「たーすーけーてー」 床に上半身が埋まっている子供がいるのだから
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