3人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・・・」
秀は便器の上に座って本を読んでいた
「・・・あいつ、絵下手くそ過ぎんだろ」
そう言うと、秀は立ち上がり、本を床に置いた
本には汚い字で『透の奇妙な○○』と書かれている
・・・パクり臭がすごい
「飯作るか」
そう言いながら秀はドアノブに手をかけた
その時
「うおっ!?」
物凄い轟音と地面の揺れで秀は驚き、少しよろけてしまった
壁に手をつくや否や、急いでドアを開け、自室に向かった
────────────────
「・・・なんだこれぇ」
自室を開けて秀はすぐそう言った
それもそうであろう
なぜなら
「たーすーけーてー」
床に上半身が埋まっている子供がいるのだから
最初のコメントを投稿しよう!