高校生活がはじまるはずなのに…

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ジリリリリリリッ! 目覚まし時計が部屋中に鳴り響いた ジリリッ...カチッ 魔斗「・・・8時...。」 ぼー... 魔斗「やっべ!もぅこんな時間!?」 母「魔斗ー、朝ご飯は食べないの ー?」 魔斗「そんな暇ねーよ。入学式の日から遅刻なんかしてらんねーよ。」 母「昨日の夜遅くまでゲーム何かやってるからよ。」 魔斗「はいはい、説教は帰って来てからにしてくれ。」 母「もー、行ってらっしゃい。気をつけてねー。」 魔斗「行って来まーす。」 俺の名前は朝比奈魔斗、この春晴れて念願の東勢高校に合格した高校一年生だ。 このときの俺はこれから始まる高校生活が楽しみで心踊らせていた。 ...そう、これからあんな高校生活がまっているなんてこの時はまだ想像もできなかった。
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