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ロキシーも同じ意見だ。
新しくて履きやすそうな靴を持ってきた。
「履いてみていい?」
「もちろん。サイズは・・・これでいいね。」
ロキシーがサイズを確認する。
「ぴったりだ。これにするよ。丈夫そうだし、歩きやすいよ。アイレ!」
「そうね!これでデート再開ね!デルイ! ありがとうロキシー」
アイレとデルイはロキシーに別れを告げ、ツーリングデートを続けた。
2人は美しい林を抜け、ローデンの繁華街にたどり着いた。
「ねえデルイ のどか沸かない? 」
「そうだね あそこのカフェで少し休もうか」
「うん。そうしよう。。よっこいしょ。。。」
アイレとデルイは自転車を置いてカフェのいすになだれ込んだ。
「疲れちゃったみたいだね。アイレ」
「そうだね。」
小学校5年生まで、ロキシーはアイレの家の隣に住んでいた。アイレは妹のミレイと違い、活発な性格でいつもロキシーと,かけ
っこしたり、自転車に乗ったり、湖で泳いだりして遊んだ。
ここでアイレのクライテリアの種に水がまかれたのだ。
さて、アイレが小学校5年生の夏休みのある日、湖のそばでアイレの自転車のタイヤが滑り、こけてしまった。そこにロキシー
が通りかかり
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