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・・・・・2人は町でウィンドーショッピングなど楽しいひと時を過ごした。
そうそう、アイレとデルイは同じ高校でデルイが陸上部のキャプテンでアイレが好きになりデイルもアイレの屈託のない笑顔に惹かれ、付き合うようになったのです。
ちなみにアイレは水泳部に所属しているが最近あまり練習に行っていないようだ。
アイレの体調が思わしくないらしい。自転車でぶっ飛ばしたのは久しぶりだったが気持ちの良い日だった。
「そろそろ帰らないと・・・早いんだけどうち6時が門限なんだ。パパがうるさくて・・・」
アイレが左についている白い時計を見て言う。
「そうだね。暗くならないうちに帰ろう。」
2人は家路に無事着くことが出来、うるさいアイレのパパの怒鳴り声も聞くことはなかった・・・
さて、次の朝、アイレは左目がぼやけて見えているのに違和感を感じながら起きだしてきた。
「ママー 何か目がぼやけるんだけど・・・」
「えーどうしたの?これ見える?目医者に連れて行ってあげようか?」
「うん 気持ち悪いから御願い!」
「パパー!ミレイ! アイレを目医者に連れて行くから留守番御願いね。」
ママがアイレを肩に寄せる。
「どうしたの!」
「大丈夫か!オレも行こうか?」
「大丈夫と思うけど一応診てもらっておくわ」
「じゃね」
アイレとママが同時に言う。
目医者到着して、ママがアイレの手を持って診察室へ・・・
「どうしましたか」
医者が椅子をこちらへ向けた。
「左目がぼやけて見えないのです」
「では診せてくださいね。目をぱっちっとあけて。。。うーん 眼球自身は問題ないようですが
では一応MRIを撮りましょう」
「えー 何か大きな病気なんですか」
「いや 一応撮らせていただいて診させていただきたいので、御願いします。
こちらへどうぞ では撮りますので少しじっとして下さいね。」
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