01*綴られる一ページ

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月香 「では、これから  次の文化祭について  出し物を決めます。  やりたいものがある人は  挙手。」 晴舞(M) 「彼女の名前は浅井月香。  学校で噂される美少女で、  生徒会役員、学級委員長。  なんでも淡々と、本当に  クールにこなす。」 月香 「ただし、私達の学園は  いつでも秩序を大切に  しています。  踏まえた上で、どうぞ。」 小藍 「はいはーい!  メイド喫茶とかどーですか  今スッゴク人気だし!」 月香 「……。秩序を乱すものね」 小藍 「えー??ダメぇ……?  セクシーだと思うにゃーん♪」 晴舞(M) 「誰からも愛されてて。  本当に、月香は凄い。  俺はいつも、ダメだから」 雛 「晴舞がメイドになるのも  良いんじゃないか!?  だってさ、晴舞の女顔だし  騙せるかもしれないじゃん?  な?なっ?」 晴舞 「……えっ!?  む、無理だよ……俺には」 晴舞(M) 「俺みたいなやつ……」 小藍 「超見たい!」 晴舞 「い、いやその……っ  俺はそんな」 月香 「却下したはずよ。  もっと良いものを、挙げて」 雛 「良いと思ったんだけどなあ」 晴舞(M) 「いつもこうだ。  俺は言えない。  月香みたいには、絶対」  
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