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月香
「では、これから
次の文化祭について
出し物を決めます。
やりたいものがある人は
挙手。」
晴舞(M)
「彼女の名前は浅井月香。
学校で噂される美少女で、
生徒会役員、学級委員長。
なんでも淡々と、本当に
クールにこなす。」
月香
「ただし、私達の学園は
いつでも秩序を大切に
しています。
踏まえた上で、どうぞ。」
小藍
「はいはーい!
メイド喫茶とかどーですか
今スッゴク人気だし!」
月香
「……。秩序を乱すものね」
小藍
「えー??ダメぇ……?
セクシーだと思うにゃーん♪」
晴舞(M)
「誰からも愛されてて。
本当に、月香は凄い。
俺はいつも、ダメだから」
雛
「晴舞がメイドになるのも
良いんじゃないか!?
だってさ、晴舞の女顔だし
騙せるかもしれないじゃん?
な?なっ?」
晴舞
「……えっ!?
む、無理だよ……俺には」
晴舞(M)
「俺みたいなやつ……」
小藍
「超見たい!」
晴舞
「い、いやその……っ
俺はそんな」
月香
「却下したはずよ。
もっと良いものを、挙げて」
雛
「良いと思ったんだけどなあ」
晴舞(M)
「いつもこうだ。
俺は言えない。
月香みたいには、絶対」
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