壊れゆく日常
18/18
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
23677人が本棚に入れています
本棚に追加
/
922ページ
だから急いで適当に服を選び、かばんを肩にかけた。 視界に見えたのは部屋の隅にうずくまる父親。 何か声をかけようとしたけど……、何も浮かばなくて、 「いってきます」 つぶやくようにそう言って、ドアを開けた。 突き刺すような太陽の眩しさに目をそばめる。 降り注ぐ光はこんなにも眩しいのに、暑いくらいの気温も今のヒナには冷たくて……。 小さく息を吐いて、いつもの道を歩き始めた。
/
922ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
23,677
スターで応援
660,724
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!