人間界

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林檎「とりあえず歩くか」 セラフィム「だな」 とりあえず歩いて行く…… が。 セラフィム「……」 林檎「……」 目の前にウルフと窶れたガキが対峙していた。 林檎「橘フラグか」コソ。 セラフィム「なんだ?橘フラグって」コソ。 俺の小声に合わせてセラフィムも小声だ。 林檎「橘に良く似た現象を橘フラグと呼んでる」コソ。 幸いウルフとガキは俺達に気付いてない。 俺はガキの容姿を見る、ガキの髪と目の色を見て。 林檎「よし、逃げるぞ」コソ。 セラフィム「おい神がんな事していいのかよ」コソ。 林檎「だってあの髪と目を見ろよ!」コソ。 セラフィム「?……あ~」 疑問に思ったセラフィムはガキの髪と目を見て納得したようだ。 林檎「橘ヤンブラルートじゃねぇか!」コソ。 灰色なんだよ!ヤンブラになるよ絶対!。 セラフィム「だが主人公が捨て子拾ってヤンデレになるのは必然だが?」コソ。 ならなおさらだ!。 セラフィム「だが腹減ったし肉あるし」 林檎「おい待て肉はさんざん神界で食ったろ」 セラフィム「それとこれとは」 おい待て嫌だぞ。 セラフィム「話が別だ~!」 ヤンブラフラグ回収すな~!。
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