坂田銀時の暴徒

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「……何しに来たんだよ」 「酔いが覚めたのか?」 「…………」 「昼間は悪かった」 土方は続ける。 「仕事が溜まってたってのもあるが、お前にここ数日会えなくてイライラしてたんだ」 「じゃあ何で帰れ何て言うんだよ」 「……いや、嬉し過ぎて押し倒しそうだったから」 「んだよ……あんな分かりにくい態度とんなよ」 ボカッ 銀時は土方の足を蹴った。 「ってーなぁ。 何すんだよ」 「仕返し?」 俺にこんな気持ちにさせた。 「はぁ……ほら、着いたぞ」 そう言うと銀時を背中きらおろした。
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