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「あるこーwwwwwwwwあるこーwwwwwwww私はーぼっちーwwwwwwww」
夢の中にもう少しで入れたはずなのに、何故だか急に現実に引き戻された。
馬鹿みたいに大声で歌ってる馬鹿の所為で。こんな朝っぱらからよくそんな元気が出るなと呆れを通り越して感心してしまいます。
ベットの近くにあるこの窓からは、お隣さん宅の二階の一部の部屋が見える。そして、そこら辺から声が響いてきている。
つまり、犯人はこの窓から見えるお隣さんの部屋にいると考えられる。因みに、こんな事が最近ずっとある。
なんとかやめさせようと、僕は手探りで何かを掴みそれを主犯であろうお隣さんの部屋の窓に投げた。
しまった。僕の家宝であるリトバスエクスタシーを投げてしまった。
リトバスエクスタシーはお隣さんの部屋の窓ガラスをぶち破り、部屋の中へと消えていった。
それと同時に、耳障りだったあの歌も消えた。
さよなら。僕のエクスタシー
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