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だけど、家宝の一つが僕の睡眠時間を守ってくれるのなら容易い。
所詮、ゲームだしいつだって買える。だけど、睡眠時間は買えない。この違いは宇宙並みに大きい。
臨機応変にいこう。これが僕のモットーだ。
さて、睡眠を邪魔する者も消えたしこれで気兼ねなく眠れ「あ! これはエロゲーだ! ホワイトアルバムかな? To Heartかな? こ、これは……エクスタシーだーｗｗｗｗｗｗｗｗドコドコドコｗｗｗｗｗｗｗｗ」
火に油を注いだ結果となってしまった。しかも、窓から上半身を出してこれ見よがしに僕のエクスタシーを片手に持ちながら騒いでいる。
「ねぇｗｗｗｗｗ今どんな気持ち?ｗｗｗｗｗｗ家宝を批判されてｗｗｗｗｗｗねぇｗｗｗｗｗｗｗねぇｗｗｗｗｗｗ」
ここで乗っかったら彼女の思いのままだ。耐えろ。五衛門
「あいつらは所詮はアバズレなんだよ」
「ロマンが無い事を言うなぁぁぁぁ!!」
しまった。迂闊だった。僕は情に任せてあろうことか、窓を開けて怒鳴っていた。やられた。完敗だ
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