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ずっと部屋に居るのも悪いと思ったのでしっかり鍵を閉めて学校に向かう
ー学校ー
「おい…悪魔が来たぜ」
「うわー…」
「見たら呪われちゃうよ」
はぁ…またか…
飽きない人達だ何で毎日毎日
同じ事言えんだろ…
【赤目の忌ま忌ましい我が子…!悪魔の子供め!】
あー…嫌な幻聴まで聞こえ始めたわ
屋上行こうかな
集まる視線を無視して教室から出る
屋上に行く途中で担任に見つかったため教室に連れ戻される俺
それだけは何としてでも阻止せねば
「おい、先公。悪魔に触ってて良いのか?」
「ひがむなひがむな、柏木」
「ひがんでねぇよ、離せっ」
一応、柏木ってのは俺の名前な柏木 劉(カシワギ リュウ)
俺が廊下で先公から逃げるためにジタバタしてると何か一般生徒が走ってきた
「先生ー」
「お?橘か、どうした?」
「あの、ここが分からな……あ、悪魔っ?!」
「チッ………」
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