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俺は大会社の社長、御堂 奏獅(ミドウ ソウシ)
社長、つっても23だがな
若社長なんて呼ばれてる訳だ
「若社長~」
「ア?」
「今日の会議、フォローして下さってありがとうございました」
「あぁ、気にするな」
今は部下とバーに飲みに来ている
会議が上手くいった祝い、みたいなところだな
「柏木くん、今日機嫌悪いね、何かあった?」
「ん?何でもねぇよ、美波。」
両手に花を抱えた見るからにチャラい少年を見掛けた
あれは、明らかに酔ってるな…
「若社長?」
「ん?何だ」
「さっきからボーッとしてらっしゃるから」
「疲れてるのかもな。もう帰るぞ山本」
という訳でタクシーを捕まえてそれぞれ家に帰宅した
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