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118号室に入ると中には2人の少年がいた
1人は目付きの悪い背の高い少年
もう1人は暗い感じの少年
「お、きたきた」
目付きの悪い少年が言った
「お前らがキリとヨミだろ?俺はジャンだ。こいつはギルだ。暗い奴だけど面白い奴だぜ?しゃべったことないけどな…」
………
「しゃべったことないんじゃん」
ヨミがつっこむ
「まぁまぁ、俺達4人は一緒の班らしいからよ…まぁよろしくな。詳しいことはテーブルの上の紙に書いてあっからよ」
「ふーん…これか。はいキリちゃん」
「……キリ…ヨミ…ジャン…ギル…以上のものを第1小隊として今後教育を行う…適性検査より、小隊長はキリ。副長はジャンとする。以後、指示があるまで待機せよ…」
「キリちゃん隊長だ!やったね!」
はしゃぐキリ
「ばか、隊長じゃない。小隊長だ」
「ま、よろしくな」
「ああ、よろしく」
「しくよろー」
「……………」
大丈夫なのか
この班員で
多少の不安を抱えつつ
期待を胸に教育ははじまる
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